今日から2月です。
寒い日が続き、しばらくは真冬日が続くようです。
例年であれば、今日は一已屯田会総会が開かれる日程で、毎年一已屯田館で総会が開催され、引き続き懇親会が持たれるのです。
深川市一已町は明治28、29年(1895、96年)に屯田兵が家族と共に、アイヌの方たちに案内されてこの地に訪れ、鬱蒼とした原生林を機械も無い中で開墾してきた歴史を持ちます。
現在は、道内でも有数の米の産地として高い評価を得られていますが、20年前くらいまでは米の評価も内地産米とは格段の差があったものです。
屯田兵として入植された家族の方も、既に3世、4世の世代となり、屯田会という組織も今後どのようにして行くのか?という議論が続けられています。
困難な歴史の上に、今の私たちのような屯田由来ではない住民も多くいる中、北海道開拓のように本州と比べれば短いとはいえ、100年を超える歴史を語り継ぎ、後世に伝えることは非常に大切なことです。
私も還暦を過ぎ61歳になりましたが、これまでを語り継ぎ、次の世代につなぐ役割も果たしていきたいと思います。