今日から10月、今年度も後半となりました。
深川市議会第3回定例会は、29日の最終日に提出された、新庁舎建設工事等7工事の契約議決提案に対する、佐々木議員の反対討論での、議会の秩序保持に反する発言をめぐり、都合8時間に及ぶ中断がありましたが、午後9時前に賛成多数(反対1)で可決成立し、その他の案件も終えて終了しました。
秩序保持に反する発言については、議会運営委員会で断続的に協議され、予定外に時間を要しましたが、議事進行における取り扱いに基づき適正に整理されました。
昭和40年から使われている現庁舎も50年を超え、極めて耐震性の低い建物となっていることから、建替えは必須の状況ですので、再来年の完成を目指し、安全施工を願うものです。
また、新庁舎はビル・エネルギー管理システム(BEMS)の導入により空調などの最適なエネルギー管理を行い、地中熱利用で消費エネルギーを削減するなどのほか、快適な室内環境を実現しながら、年間の一次エネルギー消費量を 50%削減する建物「ZEB Ready」を目指すことによる環境省の補助金5億円が見込まれ、ランニングコストも年間1千万円を超える低減も図られる見込みとなっています。
このことなどによる、後年次負担の軽減や、環境負荷軽減は将来の深川市にとっても極めて効果の高いものとなります。
契約が整い、早速昨日から、新庁舎建設予定地の現庁舎北側の敷地にはバリケードが設置されています。
市役所、特に健康センターデ・アイに御用の方は、駐車場や車の交通に大きな制限がかかりますので、市HPなどで事前にご確認の上お越し願います。