阪神淡路大震災から26年目の朝です。
死者6,434人、負傷者4万人を超え、多くの建物や構造物を崩壊させた、直下型地震でした。
犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、被災された方たちにお見舞い申し上げます。
26年という年月の中で風化していく災害の教訓は、間もなく10年になろうとしている東日本大震災でも忘れられそうになっています。
午前5時46分という早朝で、まだ床に就いていた方、寝起き間近の方、朝の支度をしていた方などなど、まさに寝耳に水という言葉でも間に合わない程の衝撃だったことが伝えられています。
甚大な被害を及ぼした震災でしたが、国民の総力をあげての復興への取り組みにより、当時は批判されましたが、今思えば課題解決を真摯に取り組まれていたものと考えます。
26年経って今、新型コロナウイルス感染症という災害に、今の日本政府は何が出来ているのか?
奇しくも、阪神淡路大震災の時には村山富市自社さ連立政権、東日本大震災の時は菅直人民主党政権でしたが、今思えば未曽有の激甚災害に対し、経験も少ないと揶揄された政権が、批判を真摯に受け止めながら耐え抜いていたと感じます。
一方の現自公政権が何をしているかと言えば、まさにこの有事に対応できないトップと、そのトップの行動に適切な指摘も出来ない取り巻き、野党の批判には全く向き合おうともしない姿は、国民の声も届かないものとなっています。
安倍前首相が、ことあるごとに発言していた、「悪夢の民主党政権」は、安倍氏にとっての話であり、今の日本国民にとっては「悪魔の自公政権」が夢ではなく現実の状況としてもたらされています。