1週間

 北海道胆振東部地震の発生から1週間が過ぎます。

 犠牲となられた方々に対しまして衷心よりご冥福をお祈りいたします。

 また、被災された皆さんにお見舞い申し上げ、一日も早い復興を祈ります。

 また、地震の前日に北海道を襲った台風21号により、道内でも多くの農産物をはじめとした大きな被害を受けていることを忘れてはいけません。

 

 一方、全道295万戸が一斉に電源喪失をする事態により、長時間にわたる停電が起きたことで。揺れによる被害だけでなく、ライフラインの途絶による被害が全道的におきたこと、電源復旧しても更なる節電の必要性を求められると共に、観光客をはじめ来道予定だった方たちが一斉にキャンセルをすることによる、経済への打撃が大きくなっています。

 マスメディアの報道の仕方には極端な偏りを常々感じていますが、被災地や被災者に寄り添いながらも、復旧復興している地域への配慮も冷静に報じてほしいと思います。

 

 9月後半の2週続けての3連休で、秋の観光客を期待していた観光地でのキャンセルが相次ぐ事態にならないことを願うものです。

 

 今週末の15、16日には、はまなす記念第29回全道小学生バレーボール優勝大会が深川市総合体育館で開催されます。

 大震災を受け、各種イベントが中止や延期をしている中、また、未だ復旧を目指している地域もある中で、参加予定の全33チームに状況を確認したところ、震災理由ではないが参加できない1チーム以外は、大会に参加したいという意向を受け、予定通りに開催することとしました。

 ほとんどの参加者が6年生という事を考えると、中止となれば次の機会も無いという大会の性格からも、出来れば開催していきたい思いはありましたが、余震もいつ起こるかわからない事から、災害時対応マニュアル等を十分に活用しながら、安全第一の大会運営に努めて行きます。

 また、今年7月には深川市総合体育館を管理する深川市体育協会が、体育館の全照明器具をLED照明にリース契約で取り替えをしたことにより、全道的な節電期間でもありますが、すでに大きな節電を進めている事も考慮し、この時期の開催にご理解をいただきたいと思います。

 

 秋晴れの素晴らしい天候が続いていますが、子ども達の明るく元気な声で、深川のまちを元気にしていきたいものです。