今日未明Jアラートが鳴り響いた直後に、大きな揺れを伴う地震が発生しました。
気象庁によると、6日03:08頃、胆振地方中東部を震源とするM6.7の地震があり、北海道安平町で震度6強の揺れを観測しました。
地震の直後から停電となり、辺りは真っ暗、外ではきれいな星空が見られました。
我が家でもこれだけの揺れはこれまで経験が無かったと思いますが、東日本大震災でも長い揺れを感じましたが、揺れの度合いは今回の方が激しいものでした。
全道的な停電の原因は、厚真火力発電所3基の発電機が一度に緊急停止し、全道の発電量の半分近くの165万キロワットが喪失され、電力の供給バランスが崩れたため、道内の全火力発電所が停止したまま復旧できなくなったそうです。
さらに3つの発電機の内、1基にタービン故障、他の2基のボイラーに損傷が発見され、復旧にかなりの期間を要するという事がわかったようです。
その後、水力発電所や砂川火力発電所が復旧したため、札幌市や旭川市の一部に通電され、午後3時頃には深川市などにも電源復旧しました。
深川市議会では今日10時から一般質問を行う予定でしたが、電源を失い市庁舎の機能がストップし、市内全域の停電に対応するための対策に職員の皆さんが奔走する中、議会の開催は到底無理であることを確認し、本日の議会を明日に延期し、避難所等の対応に備える事にしました。
一昨夜の台風21号通過による昨日午前中の議会延期に続く、二日連続の議会延期は初めての経験ですし、市民生活の安全最優先しなければならない中での対応です。
市内の被害は少ないようですが、道内には甚大な被害を被っていることから、一日も早い復旧を願うものです。