農業関係団体との意見交換会

 23日、『深川市農業関係団体・深川市議会 意見交換会』を行いました。

 深川市議会が主催する意見交換会で、今回は農業関係団体から、JAきたそらち組合長、専務はじめ地区代表理事、職員の方々、深川市農民協議会の三役、深川市農村青年協議会の三役にお越しいただき、『農業基盤確保と農業の担い手対策』について意見交換を行いました。

 鶴岡実行委員長の司会進行で、長野議長と柏木組合長からそれぞれあいさつと現状の概要報告を行った後、現状と課題などについて遠藤農業振興部長と後藤販売部長から資料に基づいて説明を受けました。

 

 深川市の農業の実態として、農家戸数は

H12に1,119戸あったものが、

H20には890戸、

H28には608戸と511戸減少している。

生産高、農業収入合計、戸当り農業収入額は、

H20に 113億円、138億円、1549万円

H28で 113億円、149億円、2445万円

 農畜産物の販売額は横ばいだが、交付金等の収入が伸び、農家戸数の減少により戸当り収入は大幅に伸び、特に畜産は11億円から26億円と大幅に伸びている。

 また農家戸数の予想では、

H28 608戸 15.68ha/戸

H38 371戸 25.70ha/戸

となり、家族労働を超える面積となる事が明らかになっている。

 

 コメ販売の収益増に向け、精米販売を強化推進する方針として、H30年度に精米調製施設整備を予定しており、年1億円の増収を見込んでいる。

などの説明を受け、その後意見交換を行いました。

 

 私も、担い手対策における女性への取組み働きかけはどのような考えで取り組まれているか?伺いました。

 就農者への支援、配慮として女性の視点を積極的に入れて行くことも重要ですので、今後の取組みに期待したいと思います。