昨日、私の一般質問が終わりました。
今回の質問項目は
1、地方交付税の決定額と2017年度予算の執行状況について
2、国民健康保険制度の都道府県単位化の状況について
3、企業の育成について
4、公共施設の施設管理・備品管理について
5、リフォーム助成制度の見直しについて
の5点について質問しました。
1、では、
・地方交付税の内、普通交付税と臨時財政対策債限度額の決定額が合計でわずかに予算額を上回る結果となり、歳入予算の最低限は確保しているが、なお厳しい財政運営を強いられていること
・経済財政諮問会議で民間議員から出されている、財政調整基金の全国自治体総額が21兆円を問題視していることについて、これは自治体財政に余裕があるものではなく、持続可能な自治体運営を行うために必要不可欠なものであることを主張する事を市長に確認しました。
2、では
・来年4月から始まる国民健康保険制度の都道府県単位化により深川市の事務の変化などを確認し、ほとんどの事務がこれまでと同様に行われる一方で、医療費給付などで安定的な財源運営がされることを確認しました。
3、では
・貸し切りバスの重大事故が発生しているが、運転手確保が困難なことも要因の一つとされる。また、建設業でも重機等のオペレーター、大型車の運転手減少や高齢化で将来が見通せない状況にあると思われ、除雪作業も将来に不安を抱えている。一方、これら運転免許証や作業免許取得には10万円から70万円もの多額の費用がかかるため、容易に資格取得ができないことも担い手不足につながっている。若い方の技術者確保や、就労支援・企業の育成の一環で、資格取得助成制度を策定し、事業者、市、本人が3分の1ずつ費用を負担するような支援制度をつくることについて質問しました。
4、では、
・公共施設の5%削減目標の実施計画や、存続施設に対する長寿命化の施策について質問しました。
5、では
・住宅リフォーム助成制度が開始から9年目、店舗等リフォーム助成制度が開始から5年目を迎え、制度の実績と今後の見直しについて質問しました。
総じて、今すぐに答えが出るような前進答弁はありませんでしたが、粘り強くうったえて行くことでより良い施策になるよう努力していきます。