19日、衆院小選挙区の区割り改定案が勧告され、1票の格差を2倍未満に抑えるため、全国で97もの選挙区の区割りが変更されることになります。
道内では、札幌市内の1区、2区、4区の区割り線引きが変更されるほか、深川市を含む、空知・留萌管内の第10区は、幌加内町(上川管内)、幌延町(宗谷管内)がそれぞれ現在の総合振興局内に統合される改正が、ようやく決定されることとなります。
この区割り変更案が議決され、公示期間を経て実際に適用されるのは今年の秋以降となることから、衆議院の解散をこの間に打つことは疑問符を打たざるを得ない所ですが、何でもありの現政権下では、この区割り見直しを持って解散は無いとも言い切れないものです。
国会では、与党の強行により共謀罪の審議が始まっていますが、「そもそも」=「基本的に」などと、過去の答弁を正当化するため、自己の発言を正当化し、逆に議員の追求をあげへつらう総理大臣の発言には、謙虚さのかけらもなく、これが一党独裁長期政権のなれの果てなのかとも感じます。
「云々」を読めなかったことは、これは読めない事や、読み間違いは誰しもあることで、批判の対象にはすべきと思いませんが、言葉の持つ意味を次々と捻じ曲げ、自分の都合のいいように解釈し続ける今の内閣と、それを鵜吞みにする与党には、国民目線を意識してほしいと願うしかありません。
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