台風16号

 台風16号が九州・四国・近畿・東海などで猛威を振るい、甚大な被害が出ています。

 犠牲となった方もおられ、ご冥福をお祈りしますと共に、被害が広がらない事をただただ祈るものです。

 非常にゆっくりとした速度で太平洋岸を東に進む今回の台風は、これまでの秋雨前線や、それ以前の台風などにより、吸水力が低下している地盤に大量の雨を降らせ、これまでにない大きな災害を引き起こしており、先日の北海道の河川はん濫と同じような状況が報道されています。

 

 自然の猛威になす術もないという状況ですが、日本がこれまで経験し、過去の実績を元に築き上げられた防災対策の大幅な見直しに迫られているのかも知れません。

 さらに、このような状況でもし、巨大地震や大津波が来たら?

などの想定も求められるのではないでしょうか?

 

 被災地の方たちが一日も早い安息の日が迎えられるよう願いますと共に、災害対策や復旧復興に先頭に立って活動されている自治体職員はじめ関係者の方たちに敬意を表し、国、政府には最優先課題として取組んでいただくことを願うものです。