地方交付税・地方創生

 先週の7月26日に閣議決定されているものですが、今年度の普通交付税額と臨時財政対策債額が公表されています。

 深川市の決定額は、

普通交付税が 63億6015万7千円で、

前年度比 1億5577万1千円 2.4%の減、

今年度当初予算比で、1016万7千円 0.2%の増

臨時財政対策債は 3億8350万2千円で、

前年度比 1億1752万1千円 23.5%の大幅減

今年度当初予算比で、6649万8千円 17.3%の減

合計で 67億4366万9千円で、

前年度比 2億7329万2千円 3.9%の減

今年度当初予算比で、5633万1千円 0.8%の減

となっています。

 市の収入の大宗を成すと言われている地方交付税額の増減は、財政運営上極めて重要な問題となっており、年度末に明らかになる特別交付税額での回復に望みを託しますが、今後の懸念材料となっていくと思われます。

 

 一方、昨年度補正で予算要望したものの、交付対象とならず、2次募集で改めて申請していた、地方創生加速化交付金の交付対象事業について深川市関連の事業2件の交付が決定されました。

・北海道深川市 妹背牛町 北海道秩父別町 北海道沼田町

 輝こう“北空知の観光”活性化プロジェクト ~ニューツーリズムによる観光まちづくりの推進~ 1,525万円
・北海道深川市

 「地域営農法人」設立運営事業~人づくりで輝く農村!新規就農者育成支援~ 4,800万円

 

 の2件ですが、前段の1市3町の観光まちづくりの推進は、夏場の書き入れ時を逃しており、今後の早急な取り組みが求めらています。

 後段の新規就農者育成支援についても出鼻をくじかれており、今後体制作りの加速化が求められます。

 

  さらに、『地方創生推進交付金』活用事業『地域再生計画』策定で、

・深川市移住・定住パワーアップ事業  485万円(事業ベースは970万円)

・学びと集いの郷 きたそらちホスピタリティプロジェクト  670万円(事業ベースは1340万円)

 

の2事業が決定されています。

 

 なお、この交付金事業は早急な予算措置が求められていますので、近々補正予算案が提出され臨時議会に付されることになります。