27日、市議会臨時会が開かれました。
議案は5件で、
一つは、市営住宅建築工事(稲穂団地C棟)が予定価格が1億5千万円を超えるため、工事請負契約締結に議会の議決が必要なものです。
稲穂団地は4年前から建て替え事業を進めていますが、もともとはブロック造などの平屋建て7棟31戸あったものを、鉄筋コンクリート造2階建て3棟24戸の団地にする最後の1棟8戸の建設事業です。
今回の議案では、地域限定一般競争入札を5月19日に執行し、1億5249万6千円で『㈱樋口組』が落札して仮契約を締結しているものが提案されました。
稲穂団地は、一已小学校と一已中学校に隣接した住宅地の中央に位置し、バス停も隣接しており、子育て世代にも非常に良い立地条件にあるため入居希望の人気の高い団地で、建替えによる新たな居住環境が提供されます。
もう一つには、深川市税条例の一部を改正する条例案で、内容は『国民健康保険税の一部改正』案で、地方税法施行令一部改正の政令が公布されたことに伴い課税限度額を4万円引き上げるものですが、その引き上げの適用を29年度からの来年に先送りする提案です。
深川市ではこの10年間ほどは、課税限度額引き上げの政令改正にはその年度で対応するため、5月臨時議会を招集し審議の上税条例改正を行っていましたが、今回は引き上げはするが実施は来年度という過去に例の無いものです。
国民健康保険は会社勤めの方達も退職後には必ず加入する保険制度ですが、財政状況は厳しく、さらに2年後の保険者の都道府県移行も控えており判断の難しさがありますが、内容については、6月3日に開かれる総務文教常任委員会に付託・審議され審議されます。
他の議案は、市長専決処分の議案が3件報告されそれぞれ承認されました。
コメントをお書きください