予算審査特別委員会審査は今日が3日目で最終日です。
昨日の審査は10時から始まり16時過ぎまで行われました。
2016年度予算で、無電柱化事業の調査設計委託料が計上されていて、市道蓬莱町通線(深川駅から出て1本目の通り)の駅前通りからアニスティ深川辺りまでを無電柱化すると同時に、歩道、車道の整備を進めるというものです。
大震災による電柱の倒壊、通行への障害を排除するために無電柱化は有効な手段ですが、その事業には多額の経費がかかる上、既存施設、住宅への配線などに対する負担もあり、地域合意、将来見通しなど、今後詰めていかなければならない課題もあります。
400mの区間を、4年間でおよそ6億円の事業費を、国の交付金で4億円、残りを過疎債で賄い、その償還に7割の交付税措置が見込まれるため、約6千万円が市からの持ち出しとなります。
都合、100メートル当たり1500万円の一般財源の投入で、無電柱化とバリアフリー化が実現するわけですが、多くの事業費がかかる事については十分な注意が必要です。
深川市のような一般財源の乏しいまちにおいて、この事業を展開するためには、国の交付金率のアップや、一般財源に対する支援の充実が求められると共に、事業費のコストダウンも求められます。
今日は、審査の残る一般会計から特別会計、企業会計の審査、討論、採決が行われる予定ですが、緊張感を持って審査に当たって参ります。
コメントをお書きください