節分

 今日は節分。

 豆まきやら、恵方巻の話題がテレビ等で踊っています。

 我が家でも、恵方巻を食べ、豆まきをして・・・鬼役は無しで、福は内、福は内、福は内 です。

 

 国会中継で衆議院予算委員会がようやく始まりました。

 相変わらず、安倍首相の不誠実な答弁が耳につき、見たくなくなるほどですが、そうも言ってられません。

 そんな中、岡田民主党代表の質疑の中で、甘利善大臣の影響について全くないと演説したことに対し、影響はあるとする岡田代表に対し、影響がないことを証明できるわけがないなどの答弁を、攻撃的にしています。

 その一環の中で、甘利大臣がTPP交渉に命を懸けて合意にこぎつけた!と、持ち上げた下り・・・どこかで聞いたような・・・と思っていたら、インフルエンザで寝込んでいるときに読んだ、娘が面白いから読んでみたら!と、言われた『民王』(作 池井戸潤)で、主人公の総理大臣の息子が、人格が入れ替わっている際の国会答弁で、女性スキャンダルが発覚した官房長官をかばう答弁に似ていました。

 安倍首相がこの内容を知ってか知らずかわかりませんが、甘利大臣をかばう発言の中で、献金は全く関係ない!と言い張ることと、女性スキャンダルとでは全く意味が違うと思います。

 

 スキャンダルと言えば、ベッキーさんの問題が公共の電波の多くの時間を費やしています。

 とうとう、すべての出演番組から締め出しをされているようですし、出演番組に苦情の電話が殺到するようですが、社会的・経済的影響なら、ジャイアンツ選手の野球賭博問題、東芝の粉飾決算問題の方が格段に大きく、前者に相当するなら、テレビ露出や、コマーシャルの自粛がありそうなものですが、ラグビーはどこ吹く風、サザエさんは毎週変わらず・・・弱いものには厳しく、強いものには巻かれろ!の嫌な風潮が世に蔓延し、マスコミがその片棒を担いでいるような気がしてなりません。

 

 公共の電波、公正な紙面を自負する方たちに、個人の尊重、プライバシー保護を見直し、公共、公的なもの社会的なものに対する厳しい目を向けることに今一度取り組んでいただかなければ、国民から見放されることになると考えます。