6日、戦後70周年「第30回 非核平和都市宣言記念式」が行われました。
あいにくの雨模様で予定されていた市役所前庭から、庁舎内の会議室に会場を変更しての開催に市民およそ200名が参加され、厳粛に執り行われました。
式典は、前田会長からの主催者あいさつ、山下市長から市を代表して、長野議長から議会を代表してそれぞれごあいさつされ、平和を安心を願う多くの国民の気持ちを踏みにじる議論が国会で行われていることに、強く憤りを感じるとの言葉もあるように、今の戦争法案と言われる平和安全保障関連法案の審議に、不安や怒りを感じている多くの市民の皆さんが駆けつけ、例年より多くの参加者があったように感じます。
広島平和記念式典に合せての1分間の黙とうの後、昨年長崎に参加された渋谷さんから非核平和の誓いで、「深川市が非核平和都市宣言をしていることに誇りを持って」という言葉があり、子ども達につながる大切さを改めて感じさせられます。
更に、この9日の長崎平和祈念式典に参加する、深川中学校3年の増田さん、三宅さん、平和運動フォーラム深川連絡会の茶畑さんが紹介され、結びに「非核平和都市宣言文」を深川市平和運動推進協議会副会長の栗田氏の朗読に合せ、参加者全員で朗読し式典を終了しました。
被爆者の平均年齢が初めて80歳を超え、被爆の風化が深刻化する中、昨日の国会答弁で防衛相が核兵器も弾薬として運ぶことも新法案上は制限されない事が明らかになるなど、いよいよ、戦争法案の素性が明らかになって来ており、やはり廃案しかありません。
連日の暑さの中ですが、70年前に想いを馳せ、一人ひとりが平和について考えなければいけません。
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