市内を回っていますが、今日は多度志にお邪魔してきました。
多度志中学校にはほぼ1年ぶりに行ったのですが、耐震補強を施した校舎の1階開口部には、全て黄色のコンパネが張られており、人影もない校庭には、桜の花が寂しそうに花開いていました。
昨年3月に市内5つあった中学校が2校に再編され、残りの3校の内、利用が決まっているのは納内中学校だけで、音江中学校と多度志中学校は協議も進んでいない状況と報告されています。
現在2校は文部科学省の~未来につなごう~「みんなの廃校」プロジェクトに登録しており、「活用用途募集廃校施設等一覧」として、公表され、民間企業・学校法人・NPO法人・社会福祉法人・医療法人などに情報を提供することで、廃校施設等の情報と活用ニーズのマッチングの一助を求めていますが、そこからの引き合いも何も無いようで、結局は自らが考え行動しなければならないことになるものと予測されます。
少子化の影響とはいえ、地域の存続に関わるような極端な人口減少が進行する中で、深川市全体が抱える大きな課題となっていくもので、責任感のある議論が求められます。
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