27日、深川西高校PTA講演会が行われ、ファミリー・フォーラム・ジャパン副代表で、HBCラジオで月曜から金曜まで11時26分から30分の子育て番組「ファミリー・トーク」を担当する金子耕弐さんの講演を聴かせていただきました。
ラジオ人生相談の後に放送される番組をご存知の方もたくさんいると思いますが、参加された保護者も多くの方が聴いていました。
2男1女の子育て実践と、ラジオはじめ数々の相談を受けてその解決に携わってきたことを、具体的に例をあげての講演に、いつの間にか話に吸い込まれ、あっという間の120分が過ぎました。
自らの子育てで、息子が高校進学と同時にロードレーサーが欲しいとねだられ、3年間の通学費より安いと言いくるめられたため、約束を守りローンで購入したが、彼は3年間雨の日も風の日も1時間近い距離を自転車で通いきったこと。
先日、息子と一泊のツーリングで伊豆半島を1周し、素晴らしい夕陽を見る事が出来、「時間と感動を共有」を実現できたこと。
当然、自分が自転車ではなく、オートバイで周ったこと。
子どもとの約束を、仕事だから、とか、他と約束しているから
、とかで果たさないでいると、子どもは親に期待しなくなり、親の話も聞かなくなるなど、子どもの非行は必ず親の側にも理由があることなどを、丁寧にわかりやすく語り掛けてくれました。
金子氏の子育てに大切なことは、「時間と感動の共有」、「親の権威(リーダーシップ)」、「愛情」の3つで、特に子どもと関わる時間を出来るだけ持って、体験を通じて感動を共有する事が必要だということです。
私も3人の子育て中ですが、時間の共有に関しては、全く残念な状況です。
ただ、出来る時に約束を守ることは果たしてきましたし、その時に感動を共有する事は出来ているのではないかと思います。
しかし、上の子が就職し、末の子が高校1年生まで成長している今、これから子育てを楽しめる時間はあとわずかです。
残されたわずかな年数ですが、精一杯子育てを楽しみたいと思います。
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