2日から始まっていた、第4回定例会も無事終了しました。
今定例会には、平成21年から始まっていた、固定資産税の税率1.45%を標準税率の1.40%に戻すことのほか、軽自動車税を標準税率の1.2倍にしていたものを標準税率に戻す条例改正案が提出され、全会一致を持って可決されました。
固定資産税の増税は、財政収支改善の一環として、市民の皆さんに負担を求める方策の一つとして断行されたものでしたが、当初の提案は、1.40%を1.50%へと引き上げるものだった所を、市議会総務文教常任委員会で延べ40時間に及ぶ審査の中で、委員会として修正案を提出し結果として1.45%に増税されたものでした。
この間、地方交付税の増額など市の財政状況も改善されていたことから、増税している理由がない!と、私からも強く訴え続けていたものでしたが、今回ようやく市長提出事件となったものです。
固定資産税も軽自動車税も、今年4月からの消費増税8%とも密接につながるもので、地方消費税など、市町村に対して少なからず税収増につながる税制改正が絡んでおり、既にこれまで増税していた多くの自治体も減税を進めていることから、他市の多くも標準税率に戻すことと思われます。
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