11月も今日で最後。
今年も残り1ヵ月です。
安倍総理の突然の解散で、ただでさえ厳しい経済状況が続くこの地に更に追い打ちをかけるような総選挙が12月2日公示、14日投開票で行われることとなり、同じく、14日告示、21日投開票予定の深川市長選挙と相まって、市内経済、特に飲食店街に大きな影響が出てくることが予想されます。
4~6月期に引き続く、7~9月期のGDPマイナス基調にある通り、物価は上がっている上に、給料は上がらず、雇用が増えているもののその実態は正規雇用が減り、非正規雇用が大幅に伸びている状況では、景気の先行きや、将来に渡る安心の社会保障が見渡せないことから、高齢者の皆さんも生活防衛に走らざるを得ないところが、安倍首相には見えていないようです。
2年前の総選挙でそれまでは、ねじれ国会による決められない政治と言われていましたが、自民公明の圧倒的多数による安定政権が決めたのは、特定秘密保護法、自民党の歴代首相でさえ否定していた集団的自衛権の行使をいとも簡単に閣議決定で解釈変更をしてしまうなど、国会軽視、国民無視を徹底的に進めようとしています。
これまで、自公の絶対安定多数のもと、国会議論も国民の声も聞かずの政権運営に、少なからずの方達が不信感を持っていることと思います。
この不信感を持ったまま、この選挙結果次第では、さらに4年間の信任をを与えることになることを胆に銘じて、しっかりと判断しなければなりません。
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