4日、総務文教常任委員会で所管事務調査を行いました。
今回の調査項目は、防災について、市内学校施設について、の2件です。
防災についてでは、現在市が策定を進めている『深川市防災計画』の改正概要、進捗状況、今後の取り進めについて説明いただき、質疑を行いました。
問い~避難指定施設に緊急用設備を導入する際、例えば学校などには教育予算として増額配分されることは考えずらいことから、防災担当所管での予算確保が必要ではないか?
答え~市内20か所ほどの避難施設の担当所管にそれぞれ予算確保させることは確かに難しいことから、防災担当所管で検討を重ねて行く
問い~緊急時の通知方法としては緊急ラジオも必要だが、当面、今の市の広報車では音が全く届かないので、早急な導入対応が必要ではないか?
答え~現在の広報車のスピーカーでは確かに出力は足りないが、今後、計画推進の中で検討していく
問い~地域情報提供者はこれまでも「町内会長とする」となっているが、地域によっては何年かで交代する町内会長ではなく、地域情報地点に住んでいる方の方が情報に正確性が高い場合もあるので、町内会長と固定するのではなく、「町内会長等とする」とした方がいいのではないか?
答え~現状を把握し十分に検討をしていく
など、質疑のやり取りをしました。
学校施設についてでは、昨年度、今年度で大規模改造工事を行った、深川小学校校舎・屋内運動場、一已小学校校舎について、工事の概要の説明を受け、その後、深川小学校に現地調査し、併せて、給食の試食を行いました。
深川、一已、両小学校は市内で、1学年2クラスのある学校で、学校建設年度も昭和56年~61年度と、建設してから既に30年前後を経過し、屋上防水、外壁塗装、内装改修、設備更新の必要に迫られていたものです。
改修では、節水型便器への更新、照明器具のLED化、特に深川小学校屋内運動場では照明器具がLED化したことで、非常に明るい体育館になっており、節電効果と合わせて改修効果の大きなところとなっています。
給食の試食では、給食代238円を払って、みそおでん煮込み、もやしのお浸し、ごはん、牛乳という献立で、見た目よりもお腹が一杯になる美味しい給食をいただきました。
財務省が、学校に対して、少人数学級の効果は無い、1学年4クラスの学校にする、などを推し進めようとしていますが、地域の事情も考えない全く持ってトンデモない議論です。
消費増税論議での子ども子育ての充実どころか、OECD諸国中最低ランクの日本の教育予算を更に削減させようとする姿勢には、増税さえすればあとは締め付けの姿が明らかになっており、本当にこの人達は日本の将来を考えているのかと、疑問になるばかりです。
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