今月18日から26日に渡って、深川市『文化総合芸術祭』が生きがい文化センターで行われていました。
展示部門では、 1階のクリスタルスクエア、生きがい活動室と、2階ギャラリー、アトリエで、書道、短歌、俳句、陶芸、手芸、お花などが展示され、舞台部門ではパトリアホールで、合唱、ピアノ、民謡、詩吟、日本舞踊、演劇、フラダンス、大正琴、カラオケ、バレエなど、あらゆるジャンルで多彩に発表されています。
私の注目は、俳句の会の作品で入賞作が、市内の書家に揮毫され、そのイメージを東洲館の渡辺館長が挿絵にしているもので、コピーでもいいので歌集にしてほしい逸品です。
日程の都合で私は最終日の今日26日、それもほんの30分ほどしか見学できませんでしたが、毎年、市内の多くの文化サークルによる出展、出演により、多くの参加者と多くの見学者がひっきりなしに訪れていて、深川市の重要かつ盛大なイベントのひとつであることが良くわかります。
財政収支見直しにより、生きがい文化センターパトリアホール閉鎖の議案が出されたのが、平成19年12月定例会、
付託された総務文教常任委員会では40時間に及ぶ審査の結果、総合芸術文化祭の日程に合わせてパトリアホールを開館する、条例改正修正案を提出し決着した経緯を持つものです。
議会でのこの議論がされず、山下市長提案のまま進んでいれば、この文化総合芸術祭もどのような形になっていたか?あるいは無くなっていたかも知れません。
毎年5千人を超える深川市最大の文化イベントが、今後とも大いににぎわうことを願います。
財政収支見直しにより、施設閉休止、市民負担増となっているものは、パトリアホールの閉止だけでなく、固定資産税+0.05%、軽自動車増税などが残っています。
一方、まあぶの入場料は500円だったものを600円にしたものの、大規模修繕を終えた昨年末から500円に再引下げするなど、議決によらない施策は見直しが図られています。
条例改正を伴う議案として提案しなければならないものは、議会から復元の求めがあるにも関わらず、口を閉ざしたままです。
消費増税が進む中、住民負担増を継続させない取り組みが必要ですので、今後とも議会の場で山下市長に提言していきます。
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