22日、美唄市において『北海道市議会議長会道央支部協議会議員研修会』が行われ、空知管内の市議会議員130名が一堂に集い、年に一度の研修会、懇親会が行われました。
毎年、持ち回りで開催されているこの会、今年は美唄市の開催で進められ、研修会の講師には酪農学園大学の松本教授にお越しいただいて『自治体経営のイノベーション』の講演を90分に渡っていただきました。
北海道まちづくりアドバイザーもされている松本教授の、迫力トークはいつ聴いても息つく暇もないほどですが、今回はさらに磨きがかかったようでしたが、示唆に富むお話を聴くことができました。
・アカウンタビリティ(説明責任)~議員自身がコスト計算したのか?情報公開しているのか?
・協働とはなんだ!~ 行政は市民を支える立場で、対等ではない
・経営感覚~ 建設費、人件費も含めたコスト計算しているのか?
・政策的自立~ 国だけ見ている、国の言いなりではなく、住民による地域の政策を!
・民主主義とは、財政民主主義が必要
財政が厳しいからNPOにやらせておけ!は最低の選択
協働とは人と人、自治体と市民ではない、主権者は住民で市は支える側
など、非常に耳の痛い話を、全国の先進事例を中心に講演いただきました。
講演会終了後は、各市議の皆さんと席を交えての懇親会で大いに交流を深めることができました。
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