全道自治体職員等女子バレーボール選手権全道優勝大会

 2,3日にわたり、滝川市で『第36回全道自治体職員等バレーボール選手権全道優勝大会』が開かれ、深川市職労チームも参加しました。

 初日の予選トーナメントは石狩市職労に2-0で勝利し、決勝トーナメントに駒を進め、2日目の第2試合で帯広市役所と対戦しましたが、圧倒的な力の差で残念ながら1回戦での敗退となってしまいました。

 帯広市役所はその後、準決勝で昨年準優勝の旭川市職労、決勝戦で苫小牧市労連に全試合ストレート勝ちで優勝し、来年岡山市ももたろうアリーナで開催される全国大会の切符を勝ち取りました。

 全国大会には昨年の全国大会優勝チームの札幌市職が既に出場権を獲得しており、今年の帯広と、来年度開催の全道大会優勝チームの3チームが参加することになりますが、来年の大会に向けサバイバルゲームが始まります。

 

 この大会には20年以上関わっていますが、自治体職員、特に女性職員の厳しい状況を実感します。

 過去には自治体で直接運営していた、保育園、福祉施設の外部運営化や、人員削減、職員の非正規化など、特に女性の待遇は全体的には低下しているものと感じます。

 現政権では「女性の活用」を推進すると言っていますが、この言葉自体に違和感を感じます。

 女性は活用するものなのでしょうか?

 女性も男性も関係なく個人として尊重され、個人として登用されるものであり、しかし、同じ条件かと言えばそうではなく、どうしても女性が職場ではたらくための障壁があまりにも多いのが日本の労働環境にあります。

 仮に今のまま女性を登用しても、結局苦労をするのは女性であり、活用などと上から目線の言葉でなく、男女共同参画社会に向け改めての意識・制度改革を進めることが必要と考えます。

 

 また、職場に余裕がなくなっているのは女性だけでなく、男性にも言えることです。

 なんでもかんでも市場原理、規制緩和、ではなく、地方から自治から、目線を変えていくことが求められています。

 

 話は大きく逸れてしまいましたが、それぞれの厳しい環境のもとで、職場、家庭、地域に支えられ大会参加された選手役員の皆さん、今年一番の31℃という真夏日の中大変お疲れさまでした。