PTA連合会・・その2

 15日、前日に引き続き、参加者全体を36に分けて分科会が開かれました。

 私は、『PTA活動の活性化とより効果的な組織づくりについて』をテーマに、北海道余市紅志高校PTAの進行の分科会に参加し、道内各学校の活動状況を聴くことが出来ました。

 

 特に全道で16校ある総合学科高校の内6校の方がいたので、状況について注目していましたが、6校いずれの学校も、総合学科移行時よりも生徒数が減少し、間口が減少し、PTA活動の根幹とも言うべき会員数の減少が著しく、役員のなり手も厳しい状況とのことです。

 生徒数が減り、地域の子ども達が別の地域の学校に進学する事がどんどん進んでいくと、特色ある学校を目指して創られた総合学科高校も結果として、生徒数が減り、クラスが減り、配置教員数が減り、総合学科の利点を維持できなくなり、更に生徒数が減っていくという状況が見え、このことを見据えた上で、深川市内の高校の論議も進めて行かなければならないことがわかりました。

 

 PTA活動の話を聴いていて感じたことは、PTA会員数が多い学校の方が、むしろ多くの方が参加して活動していることが多く、なるべく関わらないように・・という雰囲気を持ったうちの学校とは少し違ったものを感じます。

 

 また、留萌高校の先生から、高校の3年間が自分の子どもと向き合える最後の3年、との言葉に、もっと子どものために、そして自分のために、子どもや学校と関わっていく事は大切な時間だと考えさせられました。

 子ども達にとってはウザいかもしれませんが、高校生を持つ保護者の皆さん!もう少し子ども達に向き合ってみませんか?

 

 井の中の蛙大海を知らず・・・と言いますが、私を含め内に閉じこもっていることが多く、あまりにも知らないことが多いと改めて実感しましたので、出来ることから一つずつ進めなければ!と感じる会となりました。