24、25日に渡り、深川市総合体育館で『第37回北海道実業団バレーボールリーグ』が開催され、全道から実業団男子9人制バレーボールチームの7チームが参加し熱戦が繰り広げられました。
北海道では9人制バレーボールの認知度は高くありませんが、全国的には特に関西ではバレーボールの実業団チームと言えば9人制バレーと言われるように定着しています。
ただ、実業団チームのどの競技にも言えることですが、業務の多忙化、チーム予算の引き締めをはじめ、チームメンバーの減少だけでなく若年層人口そのものの減少により、チームの活動縮小、停止、廃止が全国的におきており、全体の運営を非常に厳しいものにしています。
その全国的な傾向がいち早く実感しているのがここ北海道で、実業団チームは旧国鉄、炭鉱、鉄鋼、NTT、などそれぞれに複数のチームが活動していましたが、今は全くゼロになっています。
これは道内企業の盛衰と同じ道筋ですが、そんな厳しい企業内状況の中でも、職場内の愛好会的運営により手弁当で活動を続けているのが、今でも残っているチームの現状です。
今大会にはこのような状況で頑張っているチームが集まっての大会でしたが、日頃の練習不足を解消するかのようにゲームの中でチームワークを高め、熱戦に次ぐ熱戦が繰り広げられ、特に1部の2日目は3試合全てフルセットにもつれるゲームとなり、大会を大いに盛り上げてくれました。
男子1部 1位 江別市役所 2位 北海道電力 3位 深川市体育協会
男子2部 1位 北部方面通信群 2位 北見市役所 3位 札幌市役所 4位 旭川市役所
また、今年度から北海道バレーボール協会の競技会運営改善策の一環で、今大会に合わせて『全日本実業団選手権男子大会北海道予選会』も同時に開催され、3チームのトーナメント戦が行われ、北見市役所が優勝し7月に松山市で開催される全国大会の代表権を獲得しました。
北見市役所の御健闘を祈ります!
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