9日、深川市老人憩いの家で『一已老人クラブ新年交礼会』が開かれ、30名余りの会員の皆さんと、山下市長はじめ一已地区在住の市議会議員8名が参加し和やかに新年を祝いました。
昨年、会長さんが代わられましたが、石山新会長さんも体調不良ということで出席がかなわないということで残念でした。
私も10年にわたってこの会に参加させていただいておりますが、当初は100名程の参加者で会場に立錐の余地もないほどでしたが、ここ3、4年前から急激に参加される方が減少していることと、今回男性の参加が4名と、男性参加者の激減が明らかです。
老人クラブの情勢は先日新聞でも取り上げられていましたが、全体的にも会員あるいは行事参加者が減少しているようです。
その要因は
・これまでの会員の高齢化
・新しい会員が入ってこない
・60歳以上で『老人』は今の時代どうか?
などあるようですが、道内のある地域では、老人クラブではなく、『いきいきクラブ』などの名称に変えているという記事もあります。
確かに、私も52歳ですが、自分が子どもの頃は50歳の人を見れば、『おじさん』ではなく、『おじいさん』だったような気がしますが、今現時点では少なくとも私を『おじいさん』と呼ぶ子どもには出会えていないですし、私自身も60歳の方をストレートに『おじいさん』とは思えないくらいに、年齢に関してはかなりズレが生じています。
また、高齢者=老人 という考えも従前とは変わってきており、歳を重ねることと老いが進むことが一致していないように思います。
その意味からも『老人クラブ』という名称に抵抗感を持つ高齢者が増えていることと、その会に帰属しようとしない現象も考えられることなのかもしれません。
また、60歳代の方たちの多くはパークゴルフなど、スポーツ文化芸術のサークルなどに所属する方も多く、大きな組織に入ることをためらうこともあるのでしょうか?
交礼会では、日本舞踊、カラオケなどの披露も行われるなど和気藹々に進められ、私にもご指名がかかってしまい1曲耳をけがしてしまいましたが、参加者の皆さんの温かい拍手をいただきました。
会員皆さんの今年一年のご健勝でのご活躍をお祈りいたします。
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