2013年も今日が最終日。
本年は皆さんにとってどのような年だったでしょうか?
私にとっては、気持ちの重くなる一年でした。
行政の持つ情報はいうまでも無く、本質的に『主権者』のものです。
政府が何をしようとしているのか?税金が何に使われいるかを知る権利と責任が私たちにはあります。
今、国際社会が情報公開とオープンな討議を民主主義に欠かせないものとして標準化しつつある中で、現政権は、民主主義にとって当たり前のそのあり方を敵視し、秘密と監視の国家へと逆行しようとしています。
特定秘密保護法案は軍事機密だけを対象にするものではなく、外交や公安の分野も対象にしています。
その情報が、『何が秘密なのかも、秘密』と指摘されるように特定秘密が際限なく拡大し、漏らした公務員だけでなく、その秘密を知ろうとしたものまでが懲役に課せられるという重罰とあいまって、報道や言論を萎縮させていくおそれがあります。
『おそれ』があるだけで実際に起きなければいいのですが、法律は施行と同時に一人歩きして行くものです。
その『おそれ』を全く否定することが出来ない限り、それは、国民にとって底知れぬ怖れとして、広がっていくものではないでしょうか?
現政権がこの法律を一日も早く施行させようとしていますが、今一度、国民の大きな声でその動きに歯止めをかけていかなければならない!と考えます。
2014年には何が待っているのか?
こればかりは誰もわかりませんが、この地域で安心して暮らしていくことが出来る年になることを願い、今年一年間お世話になった方たちに心よりお礼申し上げ、新しい年が皆さんにとって素晴しい年になることを願いまして、今年最後の書き込みとさせていただきます。
ありがとうございました!
そして、来年もよろしくお願いいたします。
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