16日午後から深川市経済センターで『平成25年度深川市PTA連合会研究大会』が開かれ、講演会とワークショップが行われました。
深川市内の小中学校、公立高校の保護者、教職員およそ130名が一堂に会し、今年度は『KDDIケータイ教室』を、KDDIケータイ教室講師の金田夕紀氏から講演を受け、その後、『我が家のネチケットづくり』を考えるワークショップを10のグループに分け行いました。
講演では
・スマホはケータイの進化版ではなく『通話機能付小型パソコン』と考えましょう
・スマホはインターネット接続が出来るため携帯電話回線なしで接続でき、ウイルスに感染する可能性がある
・GPSによる位置情報や通信記録が外部のアプリベンダーに利用される
・LINEの導入が子ども達に圧倒的な影響を与えた
・グループの設定や拒絶が簡単にできるため、いじめの温床になるおそれ
・便利だが、時間に際限がなくなる
・『つながり依存』が増加しているが、そうならないよう自分でコントロールする工夫が必要
・スマホ依存症になっていないか簡単なアンケート
1、ケータイ・スマホを忘れたら遅刻してでも取りに戻る
2、食事中、入浴中も離さない
3、授業中も気になる
4、呼出音や振動が鳴っていなくても聴こえる
5、それ以外に楽しいことがない
6、リアル友達よりネット友達を自慢する
7、ファミレスなどで友達といてもいじっている
8、持っていないと不安になる
9、トラブル、失敗をしたことがある
これらの内、2つあれば要注意、7つ以上あれば完全に依存症
ワークショップでは、それぞれの家庭での状況を話し合い、
・自分自身もLINEを利用している
・子どもには連絡の手段と安全対策で小学校から持たせている
・スマホは茶の間だけ、充電器も部屋には置かせない
・スマホだけでなく、PSPやDSなどのゲーム機もほぼ同じように使える
・あくまでも便利なツールとして考えさせるべき
・子ども達は今の時間が限られていることを理解し依存しすぎないように考えさせるべきでは
などの発言が出され、私も中・高・大の子どもを持つ親としていろいろと考えさせられる研究大会となりました。
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