第3回 逢坂誠二の話を聴く会

 26日、札幌市かでる2・7において、『第3回 逢坂誠二の話を聴く会』が開かれ私も参加させていただきました。

 1月から毎月第四火曜日に開催するとして今回3回目となっているこの会には、1回目、2回目とも日程が合わず参加出来ずにいたところですが、今回ようやくの参加となりました。

 

 昨年末の第46回衆議院総選挙で北海道8区で再選を目指し出馬しましたが、自民党新人に苦杯を舐めさせられ浪人の身となっている逢坂氏ですが、地元後援会のみならず各界からの政界復帰への期待感が非常に強く、札幌の有志の皆さんが連続講座を企画し進めており、今回も70名ほどの方達が全道各地から集まっています。

 

 今回のテーマは『政治とは何か』で、逢坂氏自身も非常に難しいテーマであることを前提に話しを進めていました。

 

・政治とは胡散臭いもの~割り切れないことがつきまとう、市場原理マーケットの理論が成り立たない

・千円札が一枚あり、マーケットであれば千円の対価は相応のサービスを受けられるが、税金は納税額=サービスにはならず、むしろ逆になるケースが多い

・ニセコ町長時代にゴミの最終処分場を建設しなければならず地元で反対運動が起きたときに、地域の人がほしがる公園やパークゴルフ場をつくってあげればいいとある方からささやかれたが、必要なものであれば別の次元でやらなかればならないが、見返りのためにバラマキなどはしないということにこだわった

・世論調査は大事だが、それだけでは政治は良くならないし、社会は回らない

・政治家に必要な資質~

・『想像力』~自分が実体験できることは極めて少ないがm自分の体験したことのないことに想いをめぐらせる能力

・『決断力』~決めないことを決める、やらないことを決めるのも政治、市役所は市民のサービスセンターと言う市長がいるが、それは半分に過ぎず、権力機構であることを忘れてはならない

・『強い意志』~政治にはあいまいさがつきもの、常に抵抗力が働くためそのことに対する意志が求められる

 

など、70分にわたり一気に話しをされ、休憩を挟んだ後は、会場からの質疑に答える時間も充分に行なわれました。

 

 終了後は呼びかけ人メンバーと希望者と共に懇親の場が設けられていて、私も終電の時間まで参加させていただき、久しぶりに逢坂氏と懇談させていただきました。

 地元の方はじめ、多くの皆さんと同様に私も逢坂氏の国政復帰を心待ちにしている一人として、国民のための政治を進めようとする逢坂氏に心よりのエールを贈り続けたいと考えます。