民主党北海道定期大会

 16日札幌市において『民主党北海道総支部連合会第24回定期大会』が開催されました。

 

 冒頭、荒井聡代表のあいさつに始まり、来賓あいさつとして、上田札幌市長、工藤連合北海道会長、北準一北海道農民連盟代表のあいさつの後、執行部から、第46回衆議院総選挙総括案、13年活動方針、第23回参議院選挙方針案などが提起されました。

 

 議案審議では代議員から、TPPに対する党中央の発信が見えない、TPPに民主党北海道として強力な阻止活動を進めるべき、地方組織の建て直しをいかに進めるのか?など、多くの発言が出されました。

 執行部から岡田幹事長が、直ちに党中央に進言することや、北海道としてこれまでも、これからもTPP参加断固阻止の活動を展開していくことなどが答弁され、方針案が承認されています。

 新代表には、横路孝弘氏、副代表5名を2名補強し、徳永エリ参議院議員と、逢坂誠二氏が選出され、横路新代表から、安倍政権の「弱肉強食・格差拡大」、「憲法改正・国防軍の創設」などの暴走を止め、国民・道民の生活と安心を守るため、民主・リベラル勢力や地域に活動する市民グループなどを結集していく決意と呼びかけをあいさつされました。

 その後大会決議として、『道民合意なきTPP交渉参加に反対する決議』と『憲法96条の改正に反対する決議』を採決し、参議院選挙で選挙区の小川勝也予定候補の必勝を誓い、大会は終了しました。

 

 党再生の道は険しく困難な道となることは間違いないものですが、一時の経済状況だけで浮かれている政権とは一線を画する勢力の結集をはかって行きます。