1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災から今日で18年が経過しました。
兵庫県南部を中心に大きな被害に遭い、犠牲者6,434名 行方不明者 3名、負傷者 43,792名という被害者を出し、死者の80%相当、約5000人は木造家屋が倒壊し、家屋の下敷きになって即死し、特に1階で就寝中に圧死した人が多かったことなどが調査結果で明らかになっています。
当日の朝は私も朝のニュースを見ていて、倒壊した鉄筋コンクリート造のビルや、高速道路の映像に、この世のものとも思えないものでした。
この震災以降、建築・土木構造物の耐震設計基準が見直されるなど、耐震性能の向上が求められる大きなきっかけとなったものです。
阪神淡路大震災以降も、中越地震など多くの犠牲者を出す地震が頻発していましたが、一昨年の東日本大震災の津波という甚大な被害を伴う地震が発生し、地震国日本に対する認識が更に強まっています。
一方、このような災害も日が経つにつれ、人々の記憶の奥の方に追いやられてしまう事が懸念されています。
地震や大雨、大雪そのものは確かに天災ですが、そのことによる被害がその被災の仕方によっては明らかに人災となっていることが少なくありません。
天災はいつでも起こりうること、そして、備えが無いことは人災であることを肝に銘じ安心して暮らしていけるまちづくりを継続して行かなければなりません。
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